子どもの頃大好きだった、ベバリイ・クリアリーの「ラモーナシリーズ」。
少し前に映画化されていた事を知って(日本ではDVDのみ)、気になっていました。
図書館に行ったら、出ている事すら知らなかった続編が3冊もあったのを見つけて、
過去のラモーナシリーズも全部借りて一気読みしました。
私は勝手に作者のクリアリーさんももう亡くなっただろうなーなんて思っていたので、
ラモーナの最新作がそんなに昔すぎない1999年に書かれていた事を知ってびっくり!
(日本での出版は2006年)
50年〜60年代の古き良きアメリカンライフのお話「ヘンリーくんシリーズ」では脇役だった、小さなラモーナが主役になって、
数十年に渡って少しずつずっと成長していたなんて、なんだか嬉しかったです。
明るく屈託のないヘンリーくんシリーズも好きですが、
「やっかいな子」であり、
それゆえ屈託だらけ、失敗だらけのラモーナに、私はすごく共感していました。
(私はラモーナほどモノスゴイ子どもではなかったですけど)
ラモーナシリーズは書かれた時代を反映してか内容も少しシビアになっています。
子どもの頃はラモーナに共感しすぎて(身につまされるというか…)、
少し読むのが辛い部分もあったりもしました。
今思えば、自分を投影していました。
大人になった今は、ラモーナに共感しつつも余裕を持って楽しめた気がします。
『赤毛のアン』を子ども時代はアン目線で読んで、大人になってからは
マリラ目線で読むっていうパターンと似た感じ(^^)
最新作であり、恐らくシリーズ最終作であろう『ラモーナ、明日へ』。
あんなに小さくて豆台風と言われていたラモーナが、
内面も成長しながら10歳になりました。
最後のページでは思わず涙が出てしまいました。
ラモーナの成長を、見続けられて良かったなあ。
ラモーナシリーズで触れた「アメリカ文化」に、子どもの頃はものすごく憧れていました。
この本で「ハロウィン」という行事を知って、
たまたま同じクラスにいた帰国子女のIさんに
「日本にもハロウィンがあればいいのにね!」と言ったら
Iさん曰く「ハロウィンって怖いよ、肝試しっぽい感じ」と言われてみたり。
作中、頻繁に出てくる「オートミール」にも闇雲に憧れて、
頼んで買って貰ったものの、残念ながらまったく口に合わなかったり…。
子ども心に文化の違いを感じました。
文化の違いと言えば、
このシリーズに出てくる子どもたちはみんな、
早く大人になりたがっていて、子ども扱いなんてまっぴら!と思っているのが
若干日本とは違うんだなあと思ったりもしました。